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凱旋門賞(10月3日、仏パリロンシャン、GI、芝2400メートル)の初回登録馬101頭が先頃、フランスギャロから発表された。100頭を超えたのは2017年以来で、日本馬はすでに出走を表明しているディープボンド(栗・大久保、牡4)、クロノジェネシス(栗・斉藤崇、牝5)を含む6頭が登録している。
ほかに日本関連ではノースヒルズの前田幸治氏が英国で所有する仏GIIIベルドゥニュイ賞勝ち馬のビリーブインラブ(R・ヴェリアン、牝4)、キーファーズの松島正昭氏がクールモアグループと共同所有するジャパン(愛=A・オブライエン、牡5)、ブルーム(同)の名もある。
英大手ブックメーカー、ウィリアムヒル社の19日現在のオッズでは昨年の英2冠牝馬ラブ(愛=A・オブライエン、牝4)とブリーダーズCターフを勝ったタルナワ(愛=D・ウェルド、牝5)の2頭が8倍で1番人気。クロノジェネシスは17倍、ディープボンドは26倍となっている。
第100回の節目を迎える凱旋門賞はレース4日前に受け付けられる追加登録で出走することも可能。その場合の費用は12万ユーロ(約1596万円)と高額だが、過去10回では11年デインドリーム、13年トレヴ、15年ゴールデンホーン、17年エネイブルと4頭もこの制度を利用して優勝している。 (在仏競馬記者)