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1957年ミスオンワード以来63年ぶりとなる無敗の牝馬2冠達成へ、デアリングタクトが完璧なまでに臨戦態勢を整えてきた。
栗東坂路で先週に続き松山騎手が跨がった。気負うところもなく14秒9-14秒1-13秒2と徐々にペースを上げ、ラスト1Fも促されることなく12秒8にとどめた。息もピッタリに、「あまりやりすぎないようにした。時計は出ていないがしっかりまとまっていたし、しまいの1Fもいい動きだった。イレ込むところはまだあるが、桜花賞よりデキは上向いている」とジョッキーは笑顔だ。
4F延びる2400メートルが最大のポイントだが、「コーナーが4つあるのでリラックスさせてしっかり折り合いをつけ、リズム良く走らせることが大事。こなしてくれると思う。ポジションとか枠順は意識していない。どんどんパワーアップして乗り味も良化。期待に応えたい」。道悪で後方から突き抜けた桜花賞以上なら、敵はいないか。(夕刊フジ)
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