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11日の札幌は「第24回エルムS」がメーン。“北海道ダート3冠”を狙うリアンヴェリテが、堂々の主役を務める。
函館ダ1700メートルで4戦全勝。今夏は大沼S→マリーンSとOPを連勝した。特に2走前のタイムはコースレコードに0秒3差。「自分でペースを作ったものだから価値がある。今回もハナに行くしかないでしょ」と、中竹調教師は逃走宣言だ。コース形態の似た札幌でも、その先行力は大きな武器になる。
前走後は短期放牧を挟み、札幌に移動。先週はダートコースで5F67秒6、ラスト1F12秒0をマークし、「けいこはこんなもの。輸送で消耗しやすいので滞在競馬が合うし疲れた様子もない」と山本助手は好感触だ。
勝てば大沼S、マリーンSと合わせて、北海道のダートOP3レースの完全制覇がかなう。「ためる(逃げ)よりも体力勝負にしたほうがいい」と特徴を知り尽くす国分恭騎手とのコンビでは【3・1・0・0】。重賞初Vで北の地を平定する。(夕刊フジ)
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