夏季競馬の短距離重賞の充実を図るために、1994年に「札幌スプリントステークス」の競走名で創設。格付けはG3。第3回までは札幌芝1200mで開催された。1997年の札幌競馬と函館競馬の開催順序入れ替えにともない、舞台を函館芝1200mに移し、競走名を「函館スプリントステークス」に改称。2006年からは、「サマースプリントシリーズ」の第1戦として行われている。

1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。

回数	開催日	優勝馬
第30回	2023年6月11日 函館 芝1200m	キミワクイーン 美 牝4　横山武史 奥村武
第29回	2022年6月12日 函館 芝1200m	ナムラクレア 栗 牝3　浜中俊 長谷川浩
第28回	2021年6月13日 札幌 芝1200m	ビアンフェ 栗 セ4　藤岡佑介 中竹和也
第27回	2020年6月21日 函館 芝1200m	ダイアトニック 栗 牡5　武豊 安田隆行
第26回	2019年6月16日 函館 芝1200m	カイザーメランジェ 美 牡4　江田照男 中野栄治
第25回	2018年6月17日 函館 芝1200m	セイウンコウセイ 美 牡5　池添謙一 上原博之
第24回	2017年6月18日 函館 芝1200m	ジューヌエコール 栗 牝3　北村友一 安田隆行
第23回	2016年6月19日 函館 芝1200m	ソルヴェイグ 栗 牝3　丸田恭介 鮫島一歩
第22回	2015年6月21日 函館 芝1200m	ティーハーフ 栗 牡5　国分優作 西浦勝一
第21回	2014年6月22日 函館 芝1200m	ガルボ 美 牡7　津村明秀 清水英克
第20回	2013年6月16日 函館 芝1200m	パドトロワ 栗 牡6　勝浦正樹 鮫島一歩
第19回	2012年6月17日 函館 芝1200m	ドリームバレンチノ 栗 牡5　松山弘平 加用正
第18回	2011年7月3日 函館 芝1200m	カレンチャン 栗 牝4　池添謙一 安田隆行
第17回	2010年7月4日 函館 芝1200m	ワンカラット 栗 牝4　藤岡佑介 藤岡健一
第16回	2009年7月5日 札幌 芝1200m	グランプリエンゼル 栗 牝3　熊沢重文 矢作芳人
第15回	2008年7月6日 函館 芝1200m	キンシャサノキセキ 美 牡5　岩田康誠 堀宣行
第14回	2007年7月1日 函館 芝1200m	アグネスラズベリ 栗 牝6　角田晃一 西浦勝一
第13回	2006年7月2日 函館 芝1200m	ビーナスライン 美 牝5　秋山真一郎 堀宣行
第12回	2005年7月3日 函館 芝1200m	シーイズトウショウ 栗 牝5　池添謙一 鶴留明雄
第11回	2004年7月4日 函館 芝1200m	シーイズトウショウ 栗 牝4　池添謙一 鶴留明雄
第10回	2003年7月6日 函館 芝1200m	ビリーヴ 栗 牝5　安藤勝己 松元茂樹
第9回	2002年6月30日 函館 芝1200m	サニングデール 栗 牡3　福永祐一 瀬戸口勉
第8回	2001年7月1日 函館 芝1200m	メジロダーリング 美 牝5　武幸四郎 大久保洋
第7回	2000年7月2日 函館 芝1200m	タイキトレジャー 美 牡4　横山典弘 藤沢和雄
第6回	1999年7月18日 函館 芝1200m	シンコウフォレスト 美 牡6　四位洋文 栗田博憲
第5回	1998年7月19日 函館 芝1200m	ケイワンバイキング 美 セ5　横山典弘 奥平真治
第4回	1997年7月13日 函館 芝1200m	マサラッキ 栗 牡4　河内洋 増本豊

第1～6回は7月中旬、第7～18回は7月上旬（第9回のみ6月30日）、第19回以降は6月中旬に開催。

3歳以上馬が出走可能（ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可）。負担重量規定は別定。斤量は3歳52kg、4歳以上56kg（それぞれ牝馬は2kg減）。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた（4歳以上57kg、牝馬2kg減）。コースは第1～3回が札幌芝1200m、第4回以降が函館芝1200m（第16回のみ札幌芝1200m）。外国産馬は創設時より出走可能。地方競馬所属馬は1996年から、外国調教馬は2009年から、それぞれ出走可能となった。