1983年の第50回日本ダービーの際に、東京競馬場とイギリスのエプソム競馬場が記念植樹とカップの交換を行い姉妹競馬場として提携。これを機に、翌1984年に本競走がG3重賞として創設された。以来、6月の東京開催終盤に行われるおなじみのレースとなっている。前述の通り、古馬中距離ホースにとっての出世レースでもある。

1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。

回数	開催日	優勝馬
第40回	2023年6月11日 東京 芝1800m	ジャスティンカフェ 栗 牡5　横山和生 安田翔伍
第39回	2022年6月12日 東京 芝1800m	ノースブリッジ 美 牡4　岩田康誠 奥村武
第38回	2021年6月13日 東京 芝1800m	ザダル 美 牡5　石橋脩 大竹正博
第37回	2020年6月14日 東京 芝1800m	ダイワキャグニー 美 牡6　内田博幸 菊沢隆徳
第36回	2019年6月9日 東京 芝1800m	レイエンダ 美 牡4　Ｃ．ルメール 藤沢和雄
第35回	2018年6月10日 東京 芝1800m	サトノアーサー 栗 牡4　戸崎圭太 池江泰寿
第34回	2017年6月11日 東京 芝1800m	ダッシングブレイズ 栗 牡5　浜中俊 吉村圭司
第33回	2016年6月12日 東京 芝1800m	ルージュバック 美 牝4　戸崎圭太 大竹正博
第32回	2015年6月14日 東京 芝1800m	エイシンヒカリ 栗 牡4　武豊 坂口正則
第31回	2014年6月15日 東京 芝1800m	ディサイファ 美 牡5　四位洋文 小島太
第30回	2013年6月9日 東京 芝1800m	クラレント 栗 牡4　岩田康誠 橋口弘次
第29回	2012年6月10日 東京 芝1800m	トーセンレーヴ 栗 牡4　Ｃ．ウィリアムズ 池江泰寿
第28回	2011年6月12日 東京 芝1800m	ダークシャドウ 美 牡4　福永祐一 堀宣行
第27回	2010年6月13日 東京 芝1800m	セイウンワンダー 栗 牡4　福永祐一 領家政蔵
第26回	2009年6月14日 東京 芝1800m	シンゲン 美 牡6　藤田伸二 戸田博文
第25回	2008年6月15日 東京 芝1800m	サンライズマックス 栗 牡4　横山典弘 増本豊
第24回	2007年6月10日 東京 芝1800m	エイシンデピュティ 栗 牡5　田中勝春 野元昭
第23回	2006年6月11日 東京 芝1800m	トップガンジョー 美 牡4　後藤浩輝 和田正道
第22回	2005年6月12日 東京 芝1800m	スズノマーチ 美 牡5　北村宏司 藤沢和雄
第21回	2004年6月13日 東京 芝1800m	マイネルアムンゼン 美 牡5　大西直宏 田中清隆
第20回	2003年6月15日 東京 芝1800m	マイネルアムンゼン 美 牡4　蛯名正義 田中清隆
第19回	2002年6月9日 東京 芝1800m	ジョウテンブレーヴ 美 牡5　蛯名正義 相沢郁
第18回	2001年6月10日 東京 芝1800m	アドマイヤカイザー 栗 牡5　芹沢純一 橋田満
第17回	2000年6月11日 東京 芝1800m	アメリカンボス 美 牡5　江田照男 田子冬樹
第16回	1999年6月5日 東京 芝1800m	アメリカンボス 美 牡4　江田照男 田子冬樹
第15回	1998年6月6日 東京 芝1800m	ツクバシンフォニー 美 牡5　横山典弘 伊藤正徳
第14回	1997年5月31日 東京 芝1800m	タイキマーシャル 美 牡5　岡部幸雄 藤沢和雄
第13回	1996年6月1日 東京 芝1800m	マーベラスサンデー 栗 牡4　武豊 大沢真
第12回	1995年6月10日 東京 芝1800m	カネツクロス 美 牡4　的場均 西塚安夫
第11回	1994年6月11日 東京 芝1800m	ワコーチカコ 栗 牝4　岡部幸雄 伊藤雄二
第10回	1993年6月12日 東京 芝1800m	サクラセカイオー 美 牡4　小島太 境征勝
第9回	1992年6月13日 東京 芝1800m	マルマツエース 美 牡4　安田富男 仲住芳雄
第8回	1991年6月8日 東京 芝1800m	プレクラスニー 美 牡4　江田照男 矢野照正
第7回	1990年6月10日 東京 芝1800m	サマンサトウショウ 栗 牝5　角田晃一 渡辺栄
第6回	1989年6月11日 東京 芝1800m	ニホンピロブレイブ 栗 牡4　柴田政人 伊藤雄二
第5回	1988年6月12日 東京 芝1800m	ソウシンホウジュ 美 牝4　柏崎正次 古賀末喜
第4回	1987年6月14日 東京 芝1800m	ダイナフェアリー 美 牝4　増沢末夫 鈴木康弘
第3回	1986年6月8日 東京 芝1800m	スーパーグラサード 美 牡4　中野栄治 清水美波

創設以来、6月上旬～中旬（第14回のみ5月31日）の開催で定着している。

3歳以上馬が出走可能（ただし、3歳未出走馬・未勝利馬は出走不可）。負担重量規定は第1～12回はハンデキャップ、第13回以降は別定。斤量は3歳52kg、4歳以上56kg（それぞれ牝馬は2kg減）。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた（4歳以上57kg、牝馬2kg減）。コースは東京芝1800m。外国産馬は1993年から、外国調教馬は2005年から、地方競馬所属馬は2012年から、それぞれ出走可能となった。