▼2016年01月09日(土)　中山11Ｒ　ポルックスステークス
【前走の着順別成績（2014年以降）】
●4着以内 [1-2-2-5]（複勝率50.0%）
●5着以下 [1-0-0-21]（複勝率4.5%）
→前走好走馬が強いレース。大敗からの一変はあまり期待できません。

▼2016年01月09日(土)　京都11Ｒ　淀短距離ステークス
【前年10～12月、かつJRA、かつ1200ｍの重賞かオープン特別において連対経験がなかった馬の、枠番別成績（2011年以降）】
●1～3枠 [4-3-3-16]（複勝率38.5%）
●4～8枠 [0-0-0-43]（複勝率0.0%）
→外寄りの枠から好走を果たしたのは、前年秋以降に1200ｍの重賞やオープン特別で連対していた馬ばかり。今年もアースソニック、ワキノブレイブ以外の馬に関しては枠順が明暗を分けそうです。

▼2016年01月10日(日)　中山11Ｒ　ニューイヤーステークス
【前走の4コーナー通過順別成績（2009年以降）】
●5番手以内 [7-6-6-36]（複勝率34.5%）
●6番手以下 [0-1-1-53]（複勝率3.6%）
→好走馬の大半は前走で先行していた馬。末脚を活かしたいタイプは過信禁物と見るべきでしょう。

▼2016年01月10日(日)　京都11Ｒ　日刊スポーツ賞 シンザン記念
【JRA、かつ芝1400～1800ｍ、かつ牝馬限定以外のレースにおける優勝経験の有無別成績（2011年以降）】
●あり [5-5-5-31]（複勝率32.6%）
●なし [0-0-0-26]（複勝率0.0%）
→距離適性に注目したい一戦。前走がJRAの重賞だった馬を除くと、前走が芝1600ｍのレースではなかった馬も2011年以降[0-0-1-29]（複勝率3.3%）と苦戦していました。

▼2016年01月11日(月)　中山11Ｒ　フェアリーステークス
【JRA、かつ芝1500ｍ以上のレースにおける連対経験の有無別成績（2009年以降）】
●あり [7-7-6-51]（複勝率28.2%）
●なし [0-0-1-40]（複勝率2.4%）
→こちらも距離適性がポイント。1400ｍ以下のレースにしか実績のない馬は信頼できません。

▼2016年01月11日(月)　京都11Ｒ　大和ステークス
【前年か同年、かつ1600万下から上のクラス、かつ1400ｍのレースにおいて4着以内となった経験の有無別成績（2011年以降）】
●あり [5-5-5-32]（複勝率31.9%）
●なし [0-0-0-33]（複勝率0.0%）
→このレースも距離適性を重視した方が良さそう。今回と同じ1400ｍのレースを主戦場としてきた馬が優勢です。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也（いぶき・まさや）
　埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全』（ガイドワークス）、『現在（いま）の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』（ガイドワークス）、『一口馬主の愉しみ（競馬道OnLine新書）』（スタンダードマガジン）、『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない（競馬王新書EX008）』（ガイドワークス）、『門外不出！ 投票データから分かった！ WIN5の鋭い買い方』（東邦出版）、『WIN5（五重勝）ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー（競馬王新書）』（白夜書房）。昨年12月4日には制作総指揮を務めている人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2016-2017』（ガイドワークス）が発売された。

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