トゥザグローリーが待望のダート起用。
母のトゥザヴィクトリーは初ダートだったフェブラリーＳで三着、叔父のサイレントディールは初ダートの武蔵野Ｓを圧勝。
従兄弟のトリップは初ダートだった今年のジャパンダートダービーで２着に好走している。
高額条件ではいくら血統的にダート向きでも、初ダートで即結果が出るケースは少ないが、この一族だけは例外的な扱いが必要だ。
前走で殿負けでは不安になるかもしれないが、前走は輸送のトラブルがあってマイナス１６キロ。ノーカウントでいい。
冬場に調子を上げる馬だし、調教内容からも出来は間違いなくいい。アクシデントさえ無ければまず勝ち負けに。
エスポワールシチーは７歳でもまだ目立った衰えは見られない。むしろ状態的には昨年以上か。
フェブラリーＳでは不細工な競馬をしてしまったが鞍上も２度目なら。
ワンダーアキュートの前走は圧巻の強さ。ただムラ馬で続けて走れるかどうかはなんとも。
勝てばアッサリの力はあるのだが人気の今回はこの評価。
ハタノヴァンクールの前走は５７キロだったし、ズブい差し馬だから休み明けでの凡走は仕方ない。流れさえ向けば上位を狙える力はあるはず。
イジゲンはゲートを決めて、この鞍上なら上位争い可能。
ローマンレジェンドは勝っても不思議ではないのだが、少なくとも人気に見合った力はないだろう。
テン乗りだし、人気を考えて強気に乗られてしまうとかなり危ない。