全馬解説
1.サンライズジパング 牡3
菅原明良 57　
2走前のホープフルＳはハイペース好位外で4角で外に振られる不利と直線寄られる不利があり、展開不向きだったので1、2着馬に引けを取らない強い内容。　
前走の若駒Ｓはオープンとしてはやや低レベル勝ち。道中進みが悪く不器用な面を見せたが、少頭数が良かった。　
能力的には引けを取らないが、多頭数内枠で流れが緩んだりごちゃつく状況になると不安。ハイペースが理想。

2.メイショウタバル 牡3
浜中俊 57　
2走前のつばき賞は2番手でやや掛かったが、1勝クラスとしては水準レベル勝ち。　
前走の毎日杯は重賞としては高レベル勝ち。道悪で逃げて折り合い、直線グリーンベルトの恩恵もあり大幅にパフォーマンスを上げた。　
中山は良さそうだし、前走のパフォーマンスが出せればここでは能力最上位。距離延長ローテで控える形になると掛かって自滅するリスクが高く、ごちゃつく状況にも不安があるので頭数増であてにしづらいが、すんなりハナなら高いパフォーマンスが見込める。

3.エコロヴァルツ 牡3
武豊 57　
2走前の朝日杯ＦＳはスタート直後と向こう正面で接触不利があったので勝ち馬に引けを取らない内容。　
前走の共同通信杯は超スローペースで相当掛かったし、不向きの切れ勝負で溜め殺しの形になった。　
折り合いに課題があるので壁を作りやすい内枠はプラス。スタミナ面で2000ｍは問題なさそうだし、前走よりは速い流れになる可能性が高い。折り合って流れに乗れれば大幅な上昇が見込める。

4.シリウスコルト 牡3
三浦皇成 57　
折り合いが課題の馬。　
2走前のホープフルＳは休み明けでかなり掛かって自滅。　
前走の弥生賞は逃げることで折り合い、パフォーマンスを上げた。　
今回控える形になると掛かって自滅するリスクが高いし、折り合えたとしても前走が力負けの形なので大幅な上昇は見込みづらい。

5.ミスタージーティー 牡3
藤岡佑介 57　
3走前のホープフルＳは18頭立ての大外枠で外に寄れて出遅れたし、直線スムーズさを欠いて不完全燃焼。スムーズなら勝てた可能性がある。　
2走前の共同通信杯は2角で寄られる不利があったし、スローペース後ろ目でかなり掛かり展開も不向き。　
前走の若葉Ｓはオープンとしては水準レベル勝ち。スタートを決めて折り合い、レース振りに進境を見せた。安定感が増しており、今回もスタートを決めて折り合えれば上昇が見込める。

6.アレグロブリランテ 牡3
横山和生 57　
2走前の若竹賞は不良馬場で大幅にパフォーマンスを上げた。　
前走のスプリングＳはスローペース逃げで展開に恵まれた。　
今回は前走ほど楽な展開になる可能性が低く、大幅な上昇は見込みづらい。

7.ルカランフィースト 牡3
松山弘平 57　
2走前の若竹賞は1勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。不良馬場のハイペース後方の揉まれない形で展開が向いた。　
前走のスプリングＳはパフォーマンスを上げられなかったが、良馬場や揉まれる形に対応できたのは収穫。　
今回は2000ｍや時計が速い状況への対応が課題となる。

8.ジャンタルマンタル 牡3
川田将雅 57　
2走前の朝日杯ＦＳは2歳Ｇ１としては低レベル勝ち。ハイペース内枠で折り合い、急坂をこなせたのは収穫。　
前走の共同通信杯は距離延長ローテの緩い流れで前半壁が作れずかなり掛かったが、不利を受けたり自滅した有力馬が複数いたので2着に来れた。　
折り合い面で2000ｍへの距離延長は不安だし、こなせたとしても大幅な上昇は見込みづらい。

9.アーバンシック 牡3
横山武史 57　
2走前の百日草特別は1勝クラスとしてはやや低レベル勝ちだが、出遅れた後に接触する不利があったし、スローペース後ろ目で展開不向きだったので着差以上の強さ。　
前走の京成杯はスローペース後ろ目で展開不向きだったので、内容は一番強い。　
出遅れやすく不器用なので中山の多頭数は不安。能力的には通用するので、不器用さをカバーできる縦長のハイペースが理想。

10.レガレイラ 牝3
北村宏司 55　
前走のホープフルＳは2歳Ｇ１としては低レベル勝ち。出遅れた後に接触する不利があったが、ハイペース後方で展開は向いた。　
折り合いの不安はないが、スタートが課題。多頭数で流れが緩むと崩れるリスクが高まるので淀みない流れが理想。テン乗りは割引。

11.ホウオウプロサンゲ 牡3
菱田裕二 57　
2走前のすみれＳは前に行けず、4角外に弾かれる不利もあり凡走。　
前走の若葉Ｓはスローペース逃げで展開が向いてパフォーマンスを上げた。　前走が力負けの形なので大幅な上昇は見込みづらいし、気が悪い面があるのでごちゃつく状況になると崩れるリスクが高い。

12.コスモキュランダ 牡3
モレイラ 57　
2走前は出遅れたが、ハイペース後方で展開が向いてパフォーマンスを上げて2着。　
前走の弥生賞は重賞としては水準レベル勝ち。出遅れたが、自分から動いて淀みない流れを構築する乗り方が良かった。　
常にスタートが課題で頭数増はマイナスだし、不器用なので緩い流れでごちゃつく状況になるとパフォーマンスを下げる可能性が高い。淀みない流れをスムーズに運べる状況が理想。

13.ジャスティンミラノ 牡3
戸崎圭太 57　
新馬戦は2000ｍでやや高レベル勝ち。　
前走の共同通信杯は重賞としては低レベル勝ち。ほとんどの馬が掛かったり展開不向きで自滅したなか、折り合って自在性を生かせた。　
全く底を見せず距離延長もプラスだが、馬群や速い流れの経験がないので中山の多頭数への対応が課題。能力最上位の可能性があるが、崩れるリスクもある。

14.シンエンペラー 牡3
坂井瑠星 57　
2走前のホープフルＳは完調になかったうえ、ハイペース先行で展開不向き。抜け出してソラを使って0.1秒差なので、勝ち馬に引けを取らない強い内容。　
前走の弥生賞は出遅れたうえスタンド前で接触する不利もあったが、前に行って折り合いパフォーマンスを上げた。　
安定感はあるが、まだスタートや集中力に課題がある。これまで全レース内目の枠だったし、緩い流れで外を回る形だと良くないので、初めての外枠で集中力を保てるかどうかがポイントになる。淀みない流れを馬群で運べる形が理想。

15.サンライズアース 牡3
Ｍ．デム 57　
前走のすみれＳはオープンとしては水準レベル勝ち。出遅れたが、捲って上がりが掛かる状況に持ち込めたのが良かった。　
ワンペースで上がりが掛かる状況が合う馬なので、頭数増で流れが緩むと良くない。大型なので器用さを求められる状況になると崩れるリスクがあるが、淀みない流れで自力勝負の形なら大幅な上昇が見込める。

16.ダノンデサイル 牡3
横山典弘 57　
前走の京成杯は重賞としては低レベル勝ち。折り合えたのは良かったが、コーナーと直線で左にモタレる面を見せていたのが課題。　
まだ底を見せていないが、頭数増の外枠はマイナスに働く可能性が高い。

17.ビザンチンドリーム 牡3
ムルザバ 57　
新馬戦は2000ｍで水準レベル勝ちだが、出遅れたうえ3～4頭分外を回ってかなりロスが生じ展開不向きだったので着差以上の強さ。　
前走のきさらぎ賞は重賞としては低レベル勝ち。大きく出遅れたうえかなり掛かり、スローペース後方で展開不向きだったので着差以上の能力を示した。　
まともに走れれば大幅な上昇が見込めるが、、今回も出遅れて掛かって自滅するリスクがかなり高い。不器用なので中山替わりや頭数増もマイナス。外枠で距離ロスが生じるリスクも高く、縦長のハイペースが理想。

18.ウォーターリヒト 牡3
幸英明 57　
2走前のきさらぎ賞は1800ｍへの距離延長が良かったし、速い上がりに対応できたのは収穫。　
前走のスプリングＳはスローペース後方で展開不向きだったうえ、直線寄られて接触する不利があり、不利がなければ3着争いはできそうだった。　
前に行けないのが課題で、展開に左右されるタイプ。大外枠で流れが緩むとかなり厳しくなるので、縦長のハイペースが理想。