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【ユニコーンS】レース展望

3歳馬によるダート重賞、第29回ユニコーンSは今年からダート3冠の2戦目、東京ダービー(6月5日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)のトライアルとなった。それに伴い、昨年までの東京1600メートルから京都1900メートルに舞台を変更し、時期も前倒しされた。

ラムジェット(栗東・佐々木晶三厩舎、牡)は寒椿賞、ヒヤシンスSと連勝。前走は直線で外から鮮やかな末脚を繰り出し、2着を3馬身差振り切る完勝だった。デビューしてから5戦のうち4戦でメンバー最速の末脚を繰り出しているように、瞬発力は世代屈指。これまで道中で追走に少してこずっているように見えたので、距離が延びた方がレースはしやすい印象がある。コーナー4つのコースも問題ないだろう。

ムルソー(栗東・斉藤崇史厩舎、牡)は芝の初戦こそ10着だったが、ダートに転じた近2走が圧巻。未勝利戦は逃げて2着を14馬身突き放し、前走の1勝クラスも8馬身ぶっちぎってみせた。すでに今回の舞台を経験しているのは強み。まだ本気で走っておらず、粗削りなところもあるが、スケールの大きさは今回のメンバーでは一番だ。

ミッキーファイト(美浦・田中博康厩舎、牡)も2連勝中。前走の1勝クラスはスタートを決めて3番手を追走すると、直線で楽々と抜け出した。粗削りなレース運びだった新馬戦から大きな進境を見せたのは収穫。当時の2着馬ブルーサンは1冠目の羽田盃に駒を進めており、レベルも高かった。

アラレタバシル(美浦・根本康広厩舎、牡)は豊富なキャリアが魅力。ダートに転じてからは1、2、1、2着と連対を外していない。すでに重賞路線で活躍しているアンモシエラと差のない競馬をしたこともあり、ここでも実力は上位だ。

京都で2戦2勝のマルチャレアル(栗東・斉藤崇史厩舎、牡)や、長めの距離でスタミナを証明済みのサトノエピック(美浦・国枝栄厩舎、牡)など魅力的な若駒が多数。東京ダービーを占う意味でも、目が離せない。

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