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一昨年、勝ち馬ファウンドを筆頭に1~3着を独占する離れ業を演じたアイルランドのA・オブライエン調教師が送り出す期待の3歳牡馬だ。
最初からエリート街道を歩んできたわけではなく、こつこつとキャリアを積んで挑戦した英ダービー(デビュー8戦目)では9着と一線級の壁にはね返された。しかし、距離を延ばして頭角を現し、晩成型の血統もあって一気にトップクラスの仲間入り。7月にGI初制覇を果たしたパリ大賞で本番の舞台を経験しているのも強みだ。
父ガリレオ、母の父が愛ダービー馬デザートキング、祖母の父も凱旋門賞馬トランポリーノと、この距離に絶対的な自信を持てる血統背景。母チェルシーローズも愛GI勝ち馬で、遅れてきた大物がここで戴冠を果たす可能性は十分にある。
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