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13日の函館11Rマリーンステークス(3歳上オープン、ダート1700メートル)は、古川吉洋騎手騎乗の1番人気ロイヤルクレスト(牡6歳、美浦・鈴木伸尋厩舎)が道中で一気にハナを奪う得意のパターンに持ち込み、そのまま押し切ってオープン特別2連勝を飾った。タイムは1分43秒4(良)。
外からエーシンモアオバーが気合をつけて先行策。ヒルノマドリード、サトノプライマシー、フリートストリートなどが好位に続く。1番人気のロイヤルクレストは外に持ち出して、向こう正面で仕掛ける競馬で一気にハナへ。前走の大沼Sと同じような積極策で後続を突き放して直線に向かう。自分の形に持ち込んだときの強さも前走と同様で、最後までライバルたちを寄せ付けず、3/4馬身差でオープン2連勝を決めた。2着は直線でよく伸びた2番人気のサンビスタ。2着と1馬身1/2差の3着には、後方から脚を伸ばした6番人気のツクバコガネオーが入っている。
ロイヤルクレストは、父ロージズインメイ、母ルピナスレイク、母の父キンググローリアスという血統。通算成績は22戦7勝となった。
古川騎手は「強かったですね。行ければ行くつもりだったけど、前回より流れが速かったのであの位置からに。それでも向こう正面で動いていく形で競馬ができたし、これで勢いをつけて次に臨めますね」と重賞戦線への手応えを感じさせる内容に笑みを浮かべていた。
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