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世界最高峰GI凱旋門賞(10月2日、仏シャンティイ、芝2400メートル)で頂点獲りを狙う日本ダービー馬マカヒキ(栗東・友道厩舎)は、追い切り翌日の28日、ゆったりと引き運動を行った。
滞在先の小林智厩舎のなかにある丸馬場で、約1時間。「体に張りが出て、最高にいい感じに仕上がってきた。ダービーと同等か、それ以上に仕上げたつもりです」と、友道調教師にも不安げな表情はない。
前哨戦のニエル賞(1着)で右後肢を落鉄したが、その対策もバッチリ。これまでは蹄鉄が外れることを防止する鉄唇(てっしん)と呼ばれる突起物が前の1カ所だけのノーマルタイプだったが、負荷がかかりやすい後肢は、左右2カ所の計3カ所に鉄唇がついた蹄鉄を使用する。
「どこで落鉄したのかは分からないけど、蹄にはまったく影響がなかったし、傷んでもいない」と、能力を全開させることができそうだ。悲願の瞬間が刻々と近づいている。
■第95回凱旋門賞・出走予定馬(10月2日、仏シャンティイ競馬場、GI、3歳上、せん馬不可、定量、芝・右2400メートル、発走予定16時05分=日本時間23時05分) 馬名 性齢 斤量 生産国/調教地 騎手名 アルマンゾル 牡3 56 仏仏 - ヴェデヴァニ 牡3 56 仏仏 Aバデル オーダーオブセントジョージ 牡4 59.5 愛愛 - サヴォワヴィーヴル 牡3 56 愛独 Fミナリク ザグレーギャツビー 牡5 59.5 愛英 Dタドホープ ザラック 牡3 56 仏仏 - シルジャンズサガ 牝6 58 仏仏 Pブドー シルバーウェーヴ 牡4 59.5 仏仏 Cスミヨン タリスマニック 牡3 56 英仏 Mバルザローナ ニューベイ 牡4 59.5 英仏 Vシュミノー ハイランドリール 牡4 59.5 愛愛 - ハーザンド 牡3 56 愛愛 Pスマレン ファウンド 牝4 58 愛愛 Rムーア ポストポンド 牡5 59.5 愛英 Aアッゼニ マカヒキ 牡3 56 日日 Cルメール ミグワール 牡4 59.5 愛仏 Oペリエ ユーエスアーミーレンジャー 牡3 56 愛愛 - レフトハンド 牝3 54.5 英仏 Mギュイヨン ワンフットインヘヴン 牡4 59.5 愛仏 - ※ヴェデヴァニはハーザントの馬主が用意したペースメーカー。枠順確定は30日。
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