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29日の阪神5R2歳新馬(芝1400メートル)は、小牧太騎手騎乗の7番人気ダイワダルタニアン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が直線の叩き合いを制してV。タイムは1分23秒6(良)。
マサノクリスタルが先手を取り、1番人気のクインズハリジャンがこれに続く。好位でガルデルスリール、ダイワダルタニアン、エイユービリオネアなどが追走した。淡々とした流れになり、直線に向くとクインズハリジャンが2番手から抜け出し、その外から並びかけたダイワダルタニアンとの2頭で叩き合いになる。ガルデルスリールは外に持ち出すのにやや手間取ったぶん、ゴール前で伸びたものの届かず、前2頭の争いになった。最後は外のダイワダルタニアンがクビ差先着。初陣を飾った。2着がクインズハリジャンで、1馬身3/4差の3着が2番人気のガルデルスリール。
ダイワダルタニアンは、父チチカステナンゴ、母シャイニンググラス、母の父サンデーサイレンスという血統。祖母シャイニンレーサーはGIIIマーメイドSの勝ち馬。その弟フジキセキはGI朝日杯3歳Sを制した最優秀2歳牡馬。おばシャイニンルビーもGIIIクイーンCを制している。
小牧太騎手は「2着馬がソラを使ったぶんもあると思うけど、出し抜けを食らわせるような感じでスッと抜け出せました。調教でビッシリ追っていたのがききましたね」と会心のVに笑みを浮かべていた。
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(退会ユーザー)