ＧＩＩＩのきさらぎ賞、皐月賞トライアルの若葉Ｓをともに強烈な末脚で制したワールドエースは１０日、栗東坂路を４ハロン６４秒３で駆け上がり、１１日の追い切りに備えた。

　「体が増えていないのは少し気になるけれど、状態そのものはいいですよ。先週もいい走り（坂路でラスト重点に追われ４ハロン５４秒７）をしていたしね」と池江寿調教師は笑顔。「今回の課題は長距離輸送。でも、精神的に強い馬なので」と、初の関東圏への輸送もクリアしてくれると、トレーナーは信じている。

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