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第54回京都金杯(5日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・外1600メートル、1着本賞金4100万円=出走17頭)川田将雅騎乗で3番人気のウインプリメーラが、好位から抜け出して重賞初勝利。タイム1分33秒0(良)。京都で全勝利をあげる“京女”は、ヴィクトリアマイル(5月15日、東京、GI、芝1600メートル)を今春の大目標に掲げた。1番人気のトーセンスターダムは、10着に終わった。
曇天の下、明け6歳牝馬ウインプリメーラが初笑いだ。狙い澄ました一戦で、念願の重賞初勝利。初タッグで華麗にエスコートした川田騎手は、馬上で手刀を切るようにパートナーをねぎらった。
「いいチャンスを頂いて、馬がきっちり結果を出してくれて、ありがたく思っています。レースは終始いいところで、いいリズムで運べて、いい手応えで直線に向けた。『何とかしのいでくれ!!』と思っていました」
スタートを決め、道中は3番手で流れに乗る。直線では鞍上のゴーサインに呼応してグングン加速。残り100メートルで抜け出すと、最後まで脚いろが鈍ることなく、ゴール板を駆け抜けた。
大久保調教師は、「言うことのない、思った通りのレースだった。この条件は合うと思っていた。直線が平坦なのがいい」と満足げにうなずいた。
今後はヴィクトリアマイルでのGI制覇を大目標に、京都牝馬S(2月20日、京都、GIII、芝1400メートル)参戦も視野に入れる。大久保調教師は「6歳でもまだ元気なので、オーナーサイドと相談して『今年は走らせよう』ということになっている。楽しみですね」と先を見すえた。
淀大好きの“京女”ウインプリメーラが、今年は東でも存在感を見せつけるつもりだ。(川端亮平)
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