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U指数上位勢が馬券圏内を占めて順当に決まる年と、上位勢が崩れて下位の馬が複数頭台頭する大荒れの年の、いずれか両極端な決着になりやすい難解なレースとなっている。2019年は6位→12位→14位の低指数馬、しかも人気薄が揃って激走して3連単136万馬券決着。2020年は一転して、指数5位以内かつ5番人気以内の馬がワンツースリーを決める順当決着。2021年は再び3位→15位→11位で大波乱。2022年と2023年は指数8位以内かつ7番人気以内の馬が上位独占。というように、毎年つかみどころがない。よって、あくまでU指数を信じるスタイルを貫き、上位勢を中心に狙うのが最善策と判断する。
軸馬候補に取り上げたいのは、U指数90以上をマークしている上位2頭だ。1位③ディスペランツァ(90.2)はホープフルSで9着に敗れたあと、初めてのマイル戦となった前走の1勝クラスを快勝した。再び同じ舞台で連続好走に期待できる。2位⑤シヴァース(90.0)はマイルの新馬戦を勝って2戦目のきさらぎ賞で3着。重賞級の能力を示してみせた。勝ち上がった距離に戻り、今回もその力を存分に発揮してくれるだろう。
以下、既走馬を相手にデビュー戦の前走を5馬身差で圧勝した3位⑬ジュンヴァンケット(88.7)と、リステッドのジュニアC2着歴のある5位⑦チャンネルトンネル(88.3)を押さえておきたい。
【U指数予想からの注目馬】
③ディスペランツァ ⑤シヴァース ⑬ジュンヴァンケット ⑦チャンネルトンネル