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10月14日の東京9R・プラタナス賞(2歳1勝クラス、ダート1600メートル)は、4番人気で松山弘平騎手とコンビを組んだイーグルノワール(牡、栗東・音無秀孝厩舎)が好位追走からゴール前で差し切り、ダートに転じてから連勝。オープン入りを決めた。タイムは1分37秒3(良)。
クビ差の2着は逃げ粘ったライジンマル(2番人気)。さらに4馬身差の3着には後方から伸びたアマンテビアンコ(1番人気)が入った。
レースは二の脚を生かしてライジンマルがハナを切り、フォーディアライフが外から2番手へ。3番手のインにストームバンガードが続き、その外にイーグルノワールがつけた。人気の白毛馬アマンテビアンコは後方3番手の外からというレース。ライジンマルが快調に逃げたが、好位からイーグルノワールがこれを追い、一完歩ごとに差を詰める。アマンテビアンコも外から脚を伸ばしたが、前2頭の争いに絞られ、最後はイーグルノワールが粘るライジンマルをかわしてフィニッシュ。芝の新馬戦では4着に終わったが、ダートに転じてV2となり、オープン入りを果たした。
イーグルノワールは、父ブリックスアンドモルタル、母アルティマブラッド、母の父シンボリクリスエスという血統。通算成績は3戦2勝となった。
◆松山弘平騎手(1着 イーグルノワール) 「調教と違った一面がありました。馬自身かなり気持ちが入っていて気が良すぎると思うくらいでしたが、きょうはスタートも良かったですし、いい方に出たのだと思います。追ってからも長くいい脚を使って最後までしぶとく伸びてかわしてくれました。強い競馬でしたね。距離は1600~1800メートルは問題ないです。まだこれから良くなっていくと思います」