昨夏に続き、２年連続でＪＲＡ短期免許を取得するチャクイウ・ホー騎手（３３）＝香港＝が１９日、栗東トレセンで調教騎乗を開始した。この日はノイアーターク（栗・安田隆、騸３）、サンライズビヨンド（栗・矢作、牡３）の２頭にまたがり、汗を流した。

ホー騎手は「もちろん日本へ来られたのはすごくうれしいです。去年よりも楽しめている感じがします」と笑顔を見せる。

香港を代表するトップジョッキーとして活躍し、２０２０／２１、２１／２２、２２／２３年と３年連続で香港の年度代表馬に輝いた最強マイラー・ゴールデンシックスティの主戦としても知られている。「昨シーズン（２２／２３年）は９６勝を挙げられて、リーディング２位で終われたことは良かったです。（ゴールデンシックスティとのコンビで）チャンピオンズマイル３連覇ができたのも、すごくうれしかったです」。ＪＲＡの短期免許を初めて取得した昨夏は５勝を挙げ、カフジオクタゴンとのコンビでＧⅢレパードＳで重賞初制覇も成し遂げた。

「一つずつ騎乗を楽しんで、結果を出したいですね」


今週２２日から、ワールドオールスタージョッキーズが開催される８月２７日まで騎乗予定。香港の名手がどんな手綱さばきを披露してくれるか、今年も楽しみだ。

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