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2月12日の小倉9R・あすなろ賞(3歳1勝クラス、芝2000メートル)は、1番人気で幸英明騎手とコンビを組んだアイスグリーン(牡、栗東・池添学厩舎)がゴール前の争いから抜け出してV。5カ月半ぶりのレースを制してオープン入りを果たした。タイムは2分0秒8(稍重)。
クビ差の2着は中団追走から早めに進出したブレイヴロッカー(8番人気)。さらにクビ差の3着には外から追い込んだアウフヘーベン(14番人気)が入った。
外からトーアライデンがゆったりと先手を取り、内からフリンジティアラが2番手を確保。やや離れた3番手は内リチャ、外エレガントルビーが併走し、人気のアイスグリーンは中団の外からレースを進めた。前半は落ち着いた流れだったが、勝負どころを迎えると中団以降の各馬が仕掛けて進出。4コーナーではトーアライデンの外にドットクルー、アイスグリーンが並びかけて直線に向いた。先頭に立ったアイスグリーンが押し切りを図るところへ、早めに進出したブレイヴロッカーと外から猛追するアウフヘーベンが迫ったが、アイスグリーンが何とかしのぎ切って先着。新潟2歳S5着以来の久々だったが、素質の高さを示す勝利を収めた。
アイスグリーンは、父モーリス、母グリューネワルト、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は4戦2勝となった。