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7日(日本時間8日朝)のケンタッキーダービーに挑むクラウンプライドは5日、決戦の地・チャーチルダウンズ競馬場で引き運動。偉業達成へ、着々と態勢を整えている。
新谷調教師は「きのうの追い切りで馬体は一段と良くなった。臨戦態勢は整っています」と仕上がりに自信。4日に手綱を取ったルメール騎手も、「この馬にとって走りやすい馬場で、日本やドバイよりも走りやすそうな印象。とてもいい状態ですし、本番が楽しみです」と気合十分だ。
前走のUAEダービーを含め、1800メートル以上では3戦していずれも圧勝。ブックメーカーでは10番人気前後だが、どんなパフォーマンスを披露するか期待が高まる。
ブックメーカーのオッズで一歩リードしているのがゼンダンとエピセンター。前者は2走前のリズンスターSでエピセンター、スマイルハッピーに後れを取っての3着だったが、前走のブルーグラスSでスマイルを逆転し、2馬身半差をつけたことが評価されている。後者は1900メートルのルイジアナダービーも楽勝し、レーティング117はメンバー中トップだ。
サンタアニタダービー(2着)を叩かれたメッシエー、そこの勝ち馬テイバ、フロリダダービー完勝のホワイトアバリオ、ウッドメモリアルS勝ちのモードニゴールなどがクラウンプライドのライバルになりそうだ。
なお、現地6日夜の段階で馬場は不良(SLOPPY)となっている。(夕刊フジ)