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07年 33.5-34.3 =1.07.8 ▼1△5△12 平坦戦
08年 33.7-35.4 =1.09.1 △4△7△4 消耗戦
09年 33.6-34.9 =1.08.5 △1△7△5 消耗戦
10年 34.4-33.7 =1.08.1 △1▼2△5 平坦戦
11年 34.8-33.4 =1.08.2 ▼2▼2△5 平坦戦
京都芝1200コースは前半3Fで坂の上り下りが存在する。
坂を下り終えたところから4コーナーに入って上がりの3Fというコース形態となっている。
→JRAサイト参照
過去5年の上がりを見ても分かる通り35秒台になったのは08年のみでここ2年は33秒台とかなりの後傾ラップになっています。
2F目に坂の上り区間があるのでテンが速くなりにくいというのと、坂を下って加速が付きやすいという2点が主な要因だと思われます。
07年以降の古馬スプリント重賞で前半よりも後半の方が速い後傾ラップの展開になったのは僅か4レースしかなく京阪杯とこのシルクロードSが2回ずつで全て京都コースでした。
シルクロードSは上がり勝負になりやすいというのが結論で上がり最速だった馬の成績が3-2-0-2(勝率42.9%、連対率71.4%)となっているのでメンバー中最速の上がりをマーク出来そうな馬をピックアップすべきだと思います。
ではどんな馬が上がり最速をマーク出来そうなのか?となりますが過去の傾向を見ると
・近走で上がり上位をマークしていた馬
・サンデー系の馬
のどちらかとなっています。
近年の勝ち馬でこの条件に当てはまらなかったのが07年のエムオーウイナー。
エムオーウイナーは前走で同コース(1600万下クラス)を勝利してのローテでそれまでのコース成績が2-1-0-0というものでした。
コース適性というのも条件の一つに加えてもいいかもしれません。
今年のメンバーでは
・2走前までに上がり2位以内をマークした馬
エーシンダックマン、エアマックール、グランプリエンゼル、サンダルフォン、スギノエンデバー、ダノンフェアリー、ロードカナロア
・父がサンデー系の馬
シンメイフジ、ツルマルレオン
(母父がサンデー系の馬)
グランプリエンゼル、ダイワナイト、マジンプロスパー、ワイルドラズベリー
京都芝1200m好成績な馬
エーシンヴァーゴウ、ロードカナロア、グランプリエンゼル、ヘッドライナー、ケンブリッジエル、エーシンダックマン、マジンプロスパー、ダノンフェアリー
本命は全ての項目に名前があるグランプリエンゼル。
昨年のこのレースは10着と惨敗でしたが大外枠で最後方から直線も大外回しての着順なので力負けということではないでしょう(上がり2位)
今年はエーシンダックマンというテンの速い逃げ馬がいるので後半の方が速い後傾ラップにはならず前傾ラップのなる可能性が高いと思えます。
となると人気の先行馬達をまとめて差し切るのではないかという見解です。
あとはこれまで逃げ天国だった馬場状態がBコースに替わってどうなるのかというのがポイントでしょうか。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
グランプリエンゼル→サンダルフォン→ロードカナロア
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。