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3度の骨折を乗り越えて、今年はエプソムCまで3連勝と快進撃を続けてきたシンゲン。併せ馬でビシッと攻め切った1週前の姿に、もう以前のひ弱さはない。
この日は南Pコースで単走で追われ、5ハロン63秒9、3ハロン36秒2-12秒4を馬なりでマークした。「道中はリラックスしていたし、直線も自分からハミを取ってリズム良く走っていました」と手綱を取った斉藤調教助手が好感触を伝える。
「春よりも落ち着いている感じ。休みが多かったので(6歳でも)馬は本当に若い。肉体面と精神面がようやく噛みあってきた感じです」
中山はレース中に骨折した新馬戦(芝2000メートルで15着)以来なるが、斉藤助手は「右回りにも中山にも悪いイメージはありません」と不安を一蹴。「GI馬が出てくるここでいい競馬をして、大目標の天皇賞・秋につなげたい」。相手強化にも気後れはない。
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