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16日の小倉9Rフェニックス賞(2歳オープン、芝1200メートル)は、武幸四郎騎手騎乗の3番人気レオパルディナ(牝、栗東・高橋康之厩舎)がゴール前で差し切ってV。無傷の2連勝を飾った。タイムは1分9秒0(稍重)。
スタート直後は横に広がっての先行争いとなったが、最終的にはクールホタルビが単騎での逃げに持ち込んだ。人気のノーブルルージュが2番手に続き、さらにレオパルディナ、カシノツバサなどが追走する。クールホタルビは内ラチ沿いに逃げてリードを保ち、逃げ込みを図るが、外に持ち出してエンジンがかかったレオパルディナが1完歩ごとに接近。ゴール前できっちりと差し切った。1/2馬身差の2着が2番人気のクールホタルビ。1馬身1/4差の3着には、大外を回って見せ場を作った8番人気の未勝利馬マルトクビクトリーが入っている。
レオパルディナは、父スニッツェル、母ビオンドパンテーラ、母の父Seeking the Goldという血統。通算成績は2戦2勝となった。
武幸騎手は「水曜にまたがったときの雰囲気が良く、期待して臨みました。イレ込んでいたし、もう少し体もフックラしてほしいけど、馬場に脚を取られながらもラストはしっかり伸びてくれました。たいしたものです」と課題を指摘しながらも結果を出した小柄な牝馬を称えていた。
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