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大昔、関屋浜でひとりで海水浴をしていたら、大人か子どもか分からない背格好の一団がワイワイ盛り上がっておりまして。「中学生か、元気だな」と小バカに眺めていたその集団、近づいたらジョッキーたちでした。ちゃんちゃん。
1番手はマジェスティハーツ。CWコースでしまいを伸ばすパターンを踏襲しているが、今週は半クラッチ状態で前の2頭に近づき、そのまま軽くスピードを上げて突き抜けた。ストライドの大きさ、スムーズなギアチェンジと、最近では一番の動きと気配。戴冠へ、グイと接近する。
ダノンシャークは坂路併せ馬でラストしっかり伸びて1馬身先着。格下のパートナーより先に手が動いたあたり、当然のように余裕を残した仕上げで昨秋の気配にはないが、力は出せる雰囲気だ。
サトノギャラントは朝イチの坂路で3頭併せ。2頭にサンドされる厳しい形だったが、最近にない気合乗りで好フィニッシュを決めた。夏負けの気配もなく、雰囲気は上々だ。(夕刊フジ)
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