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16日の京都9Rもちの木賞(2歳500万下、ダート1800メートル)は、武幸四郎騎手騎乗の2番人気メイショウイチオシ(牡、栗東・庄野靖志厩舎)が好位から抜け出して快勝。未勝利戦に続くV2を決めた。勝ちタイム1分51秒7(稍重)は従来の記録を0秒4塗り替える2歳コースレコード。
人気のタガノハヤテが先手を取り、マルカロゼッタが2番手。サトノバリアントとメイショウイチオシがこの2頭に続く。ペースは遅くなかったが、4コーナーで外からメイショウイチオシが早めに先頭に並びかけ、直線ではタガノハヤテと2頭のマッチレース。人気2頭の叩き合いは、外のメイショウイチオシが楽に抜け出して快勝した。1馬身1/4差の2着が1番人気のタガノハヤテ。2着から5馬身離された3着に5番人気サトノバリアントが入っている。
メイショウイチオシは、父メイショウボーラー、母グリーンヒルレッド、母の父スキャンという血統。昨年のこのレースでドコフクカゼがマークしたレコード1分52秒1を0秒4更新するタイムで、通算成績を3戦2勝とした。
武幸騎手は「デビューのころから、使っていって良くなるタイプだと思っていましたが、その通りに1戦ごと良くなってきました。まだトモに甘さは残していますが、だんだんと馬力が付いてきたし、これからもっと良くなると思います」とさらなる良化を見込んでいた。
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