PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒートオンビート、シロニイ(ともに-16.7pt)、リリーピュアハート(-16.3pt)、ゴースト、セントレオナード(-16.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　そこで◎には、デビューから安定しながら距離が延びて台頭してきた(4)セントレオナードを推します。前々走の青雲賞は、出遅れながらも最後までよく伸びて完勝。強い内容でした。前走の五稜郭特別は距離が短く、勝ちに行く競馬でしたが、それまでとはとは違う競馬ができたのは大きな収穫。ここは得意距離に戻って、巻き返しを期待します。

　○は、3勝クラスに昇級して3戦全て0.2秒差以内と、安定した成績を収めている(1)スヴァルナ。休養明けの前走、古都Ｓは2～3走前よりも指数を下降させつ形の0.2秒差でしたが、それだけにここで前進を見せる可能性が高いです。後は相手強化がどうか？

　▲は、芝2600ｍの2勝クラスで、2着、1着とここへ来て急上昇の(2)ゴースト。この馬はエンジンの掛かりが遅く、芝2400ｍよりも芝2600ｍでこその面はありますが、ロスなく立ち回れる内枠なら芝2400ｍでも通用する公算大。問題は休養明けになることですが、念入りに乗り込まれているので、大きく割り引く必要はないでしょう。