６日の東京２Ｒ３歳新馬（ダート１４００メートル）は、石川裕紀人騎手騎乗の１番人気ベストマッチョ（牡、美浦・手塚貴久厩舎）が好位追走からゴール前で差し切って人気に応えた。タイムは１分２６秒４（良）。

　内からブランレーヌとスズカハイルーラーが好スタート。ハナ争いを制したスズカハイルーラーが先手を取る。ボスキャラ、ノーブルスノーなどが好位につけて、これらの外を人気のベストマッチョが追走した。スズカハイルーラーは気っぷの良い逃げを打ち、直線に入っても後続とのリードを保ったまま粘り腰を発揮する。しかし、慎重に外に持ち出したベストマッチョが徐々に接近。最後は完全に２頭のマッチレースとなったが、ベストマッチョがきっちりとかわして人気に応えた。１馬身３／４差の２着が８番人気のスズカハイルーラー。さらに５馬身差の３着が５番人気のノーブルスノーだった。

　ベストマッチョは、父Ｍａｃｈｏ　Ｕｎｏ、母Ｅｎｃｏｒｅ、母の父Ｓｔｏｒｍ　Ｃａｔという血統。祖母Ｃａｓｈ　Ｒｕｎは米ＧＩブリーダーズＣジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬。３代母Ｓｈａｒｅｄ　Ｉｎｔｅｒｎｅｔは米ＧＩラフィアンＨの勝ち馬。

　石川騎手は「直線は前の馬がしぶとかったですが、手応えは楽で、どれぐらい脚を使えるか計れる余裕がありました。センスも良くて強かったです」と素質あふれる米国産馬を称賛していた。

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