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マーキュリーカップが20日、盛岡競馬場で13頭によって争われ、松山騎乗で2番手を進んだ4番人気のマスターフェンサーが4コーナーで先頭に立ち、2着の1番人気バンクオブクラウズに2馬身差をつけて、連覇を達成。重賞4勝目を挙げた。タイム2分5秒7(良)。3着は2番人気のヒストリーメイカーで、JRA勢が上位を独占した。
◆松山騎手(マスターフェンサー1着)「積極的なレースをしようと考え、いい位置を取ることができました。斤量は重かったですが、苦にしないで勝ってくれましたから、盛岡が合っていると思います」
■マスターフェンサー 父ジャスタウェイ、母セクシーザムライ、母の父デピュティミニスター。栗毛の牡5歳。栗東・角田晃一厩舎所属。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は(株)吉澤ホールディングス。戦績20戦8勝(うち地方5戦4勝、海外3戦0勝)。獲得賞金1億8946万2000円(うち地方1億220万円、海外659万5000円)。重賞は2020年交流GIIIマーキュリーC、交流GIII白山大賞典、交流GII名古屋グランプリに次いで4勝目。マーキュリーCは角田晃一調教師が昨年に次いで2勝目、松山弘平騎手は17、18年ミツバに次いで3勝目。馬名の意味は「剣豪」。