ダイヤモンドカップ（M1）
盛岡競馬場・ダート1800m
5月5日（日）18:05発走

ダイヤモンドカップの創設は１９８１年。２００６年、“ダービーウィーク”（当時）のスタートに伴い、「岩手ダービーダイヤモンドカップ」へ名称変更。その後、何度かの変遷を経て今年はＪｐｎ1・東京ダービーの指定競走となり、東日本交流へ枠を拡大。さらに１着賞金が８００万円から１０００万円へ昇給され、全国的にも重要な３歳重賞へグレードアップしました。

【注目馬情報】
★フジユージーン　牡3歳　父ゴールデンバローズ　瀬戸幸一きゅう舎・水沢
デビュー戦の水沢８５０ｍを２秒２差で圧勝。周囲の度肝を抜き、以降も２歳戦線を独走。ビギナーズカップを皮切りに、新設重賞・ネクストスター盛岡、地方競馬全国交流・南部駒賞と重賞を総なめ。５戦５勝のパーフェクト成績で２歳最優秀馬に選出されました。今季初戦の重賞・スプリングカップも破格タイムで圧勝。さらにパワーアップをアピールしました。今回のダイヤモンドカップは単なる通過点。自身の連勝を伸ばすのみです。

★オオイチョウ　牡３歳　父ゴールデンバローズ　小国博行きゅう舎・門別
出走取り消し後の２歳新馬（門別１１００ｍ）を快勝。続く一戦3着後、芝へ連続挑戦。クローバー賞（ＪＲＡ札幌）7着、ジュニアグランプリ（盛岡）8着に終わりましたが、ダートに戻って平和賞（船橋）３着に反撃。前走は４着に沈みましたが、久々もこたえた印象。ひと叩きされて巻き返しに転じます。


★パンセ　牡３歳　父ゴールデンアクター　高月賢一きゅう舎・川崎
昨年、１勝２着２回３着３回とすべて３着以上にまとめ、若武者賞２着、鎌倉記念３着と重賞でも好走。今年１月の船橋で口向きの悪さを見せて５着。以降も９、11着に終わっていますが、レースに集中できれば反撃必至。

★エドノバンサイ　牡３歳　父ドレフォン　宇野木博徳きゅう舎・浦和
現在まで8戦4勝3着2回。ニューイヤーカップ9着、ネクストスター東日本8着と重賞では着外でしたが、前回快勝で軌道修正できました。どんな流れにも対応できるのが強み。完成度の高さで上位を狙います。

★サクラトップキッド　牡3歳　父ビーチパトロール　伊藤和忍きゅう舎・水沢
デビュー2連勝を飾り、重賞戦線に名乗り。南部駒賞５着、寒菊賞４着、金杯３着。そして今季初戦・スプリングカップ２着と一戦ごとに着順アップ。今度は２勝マークする得意の盛岡戦を迎え、陣営も力が入ります。

★サンエイキャノン　牡3歳　父パイロ　佐藤浩一きゅう舎・水沢
デビュー戦は芝が合わず7着に凡走しましたが、ダートに替わって3着確保。3戦目から2連勝を飾りました。昨最終戦は8着でしたが、今季初戦を完勝。スプリングカップでも3着に惜敗し、地力アップは明白です。

文：松尾康司

（岩手競馬プレスリリースより）

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