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6月1日にエプソム競馬場で行われる英ダービー(GⅠ、芝・左約2410メートル)の初回登録馬に共同通信杯を勝ったジャスティンミラノ(栗・友道、牡)が名を連ねた。遠征が実現すれば日本馬として初めての出走となる。1780年から連綿と続いてきた英ダービーは今年で第245回。世界中全てのダービーの起源となったレースで「The Derby」の呼称を持ち、英国では『最も偉大な平地競走』と言われている。
今回は24頭の未勝利馬を含めた72頭がエントリー。最多は例年通りアイルランドのA・オブライエン厩舎で、本命視されている昨年の欧州最優秀2歳牡馬シティオブトロイなど約¼の17頭を数える。
英、愛以外からの登録馬は3頭で、フランスからはA・ファーブル厩舎のロードショーが登録。昨秋のデビュー戦を楽勝した1戦1勝のガリレオ産駒で、同厩舎の所属馬では2011年にプールモワが優勝している。
米国からはK・マクピーク厩舎のコモンディフェンスが登録。日本産馬カラコンティの産駒で、戦績はダートのみ4戦1勝、2月24日の米GⅡレベルSで2着に好走している。種牡馬別では09年の英ダービーを制したシーザスターズ産駒の8頭が最多だった。(在仏競馬記者)