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11月25日の東京5R(2歳新馬、芝1600メートル、18頭立て)は、トム・マーカンド騎手の4番人気ゼーゼマン(牡、美浦・林徹厩舎)が中団後方を追走すると直線で外から非凡な決め手を発揮し差し切った。タイムは1分34秒9(良)。
1馬身1/4差の2着にはコンテネレッツア(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にレッドアレグロ(5番人気)が入った。
ゼーゼマンは、父エピファネイア、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネという血統。
◆トム・マーカンド騎手(1着 ゼーゼマン)「スタートがあまり速くありませんでした。それが逆に良かったようで、中団ですごく落ち着いてリラックスして走っていけました。コーナーを回ったあたりのところから1、2番人気の馬の間が少しあいたので、そこに入っていったら、前の馬たちが加速したときにそれに引っ張られるような感じで走ってくれました。エンジンが大きい馬で、こういう結果につながりました」
◆林徹調教師(同)「少し折り合いが難しいところがある馬ですが、(マーカンド)ジョッキーが調教でも競馬でもすごくスムーズに乗ってくださったおかげで勝つことができました。また、力のある馬で、育成段階から本当にいい動きをしていたので、牧場さんに感謝しています。マイルでもじっくり折り合えて、しまいに脚を使えたというのは今後に向けてすごくいい競馬ができたと思います」