〈美浦トレセン〉ＧⅠ５勝オメガパフュームの半弟ホウオウルーレットは前走・いわき特別で３勝目をゲット。「まだ持っている素質だけで走っているような感じですが、競馬は上手になってきました。左回りの方が手前も替えやすいと思います」と三浦助手は期待を寄せる。

ギャラクシーナイトはダートで２戦２勝。「持続力があるからダートは合っているんだろうね。春よりも馬体に芯が入ってきた感じだし、気性的にも大人になってきた」と菊沢調教師は成長に目を細める。

関東オークス２着のラブパイローが引き続き順調。「先週追い切ってからグンと良くなった」と大和田調教師。「ハナが理想だが、テンに押していく馬なので他馬との兼ね合いがどうか。いずれにしても前々で正攻法の競馬になる」と話した。

〈栗東トレセン〉


ジャパンダートダービー４着ハピは、全３勝を挙げている１８００メートルで巻き返しを誓う。谷口助手は「ずっと順調です。いい脚を持っていますね。折り合いもつくし、引っ掛かるところはない。ここを勝てば秋が楽しみです」と語った。

メイショウユズルハの前走は、同舞台で１勝クラスを快勝した。横井助手は「フワフワする面があるのでブリンカーをつけていきます。３カ月の休養で馬体は大きくなってパワーアップ。動きたいときに動けるポジションで運べれば」と前向きに語った。

アーテルアストレアは、前走の１勝クラスで後続に３馬身半差をつけてＶ。橋口調教師は「前走は思った以上に切れる脚を使ってくれた。攻め馬は動けるようになってきている。後肢が右に流れる面があるので、左回りだと折り合いがついて乗りやすいと思います」と力を込めた。

前走で１勝クラスを勝ったライラボンド。清水久調教師は「ひと息入れて調整は順調。掛かる馬ではないし、血統的にも距離はもつと思います。ジョッキーも手の内に入れてくれていますよ」と語る。キャリアは１４戦、どんな流れにも対応はできそう。

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