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血統背景から中山芝2000メートルの舞台適性が最も高そうだ。スピード豊かなジュンヴァルロに注目。周囲を驚かせる走りを期待できる存在だ。
父ニューアプローチは英ダービー馬で、1600メートルから2400メートルまでの幅広い距離をこなした。ダービーは差し切り勝ちしたが、ナショナルSでは先手を奪って押し切っているように、どちらかといえば速力に秀でていた。ガリレオ、サドラーズウェルズと続く重厚な血脈で馬力と底力に富んでおり、半兄に1998年の高松宮記念勝ち馬シンコウフォレスト。日本競馬への適性は高い血といえる。
母系もスピード色が強い。叔父が英2000ギニー(芝1600メートル)勝ちのドーンアプローチ。母の父も1400メートルから1600メートルでGI7連勝したロックオブジブラルタルだ。
前々で運ぶジュンヴァルロのレースぶりは父、母系の両方から速力を引き継いでいる証。自慢の機動力は中山コース向きで、速さにモノをいわせる形なら、初の戴冠を狙えるはずだ。
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