競馬ニュース > 記事
サマー2000シリーズ最終戦「第53回新潟記念」は王者の争い以外にも注目ポイントが…。アストラエンブレム“6度目の正直”がそれだ。これまで5回重賞に挑戦して(3)(4)(4)(4)(2)着。歯がゆすぎる現状に小島茂之調教師(49)は、“競馬のセオリー”に歯向かうスタンスだ。
--30日の最終追い切りは美浦坂路で4F52秒2
小島茂之調教師「“さすがに遅いかな?”と思っていたら52秒台が出た。感触より速かったということは動きが良くなっている証拠」
--この中間は7月末に入厩
「無理を言って早めに入れてもらった。涼しい時期が長かったおかげで体調はすこぶるいい。行儀がいいし、操作性も悪くない」
--1番人気の近2走はともに2着
「息が上がっていないパターンが多い。まだ力を出し切っていないということ。耳を絞るのはきょうだいみんなそうだった。でも、上がり(3F)を33秒台で走ってブレーキどうこうって話ではない」
--タイトル奪取のためには
「他の馬を待って差されないのが競馬のセオリー。待つことが一般的には正しい。ただ、この馬は出られるところで出さないとダメ」
--ミルコ・デムーロ騎手もこれで7戦目
「抜け出すときに矯正されるのがとにかく嫌。さすがにもう分かっている。能力はあるんだし、軽~く追っていけばいいだけ」
--それで差された場合は
「出し抜けをされたらブリンカーを着けるなり今後、対策を考えればいい。とにかく早く抜けてくれればいいだけの話」
(夕刊フジ)
★新潟記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載