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今春の高松宮記念馬ローレルゲレイロは栗東坂路を力強く駆け上がり、4ハロン52秒2、しまい12秒4をマーク。昆調教師は「先週に時計(4ハロン50秒2)を出しているから、もう出さない。前哨戦を戦える雰囲気にはなったかなって感じです」と予定通りを強調した。
「夏場を過ごすのが下手」とトレーナーが認めるように、春に468~470キロで戦ったのが、450キロ台まで体重が減り、それを回復させながらの調整を強いられた。
8月下旬に栗東に帰厩し、坂路での強い追い切りは3本目。「やっと間に合った感じ。それでも、格好はつけてもらわんとね。スリープレスナイトは短距離の代表馬だが、互角の力を持っていると思う」と、昆調教師は愛馬の好走を願っていた。