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13日の京都4R2歳新馬(芝2000メートル)は、内田博幸騎手騎乗の2番人気エイシンアロンジー(牡、栗東・西園正都厩舎)がゴール寸前で差し切りV。タイムは2分2秒1(良)。
内からマイネボニータが好スタートを切るが、これを制して外からサンライズレーヴがハナを切る。マイネボニータは2番手に控え、アテッサがその直後。人気のサウンズオブアースは好位のインでレースを進めた。3コーナー過ぎまで馬群はほぼ一団のまま進み、4コーナー手前でフォルシャーが好位に押し上げる。直線に向くと、マイネボニータがかわして先頭に立ち、後続との差を広げて逃げ込み態勢。押し切るかというシーンもあったが、外からファシーノが詰め寄り、さらに大外から後方にいたエイシンアロンジーも豪脚を繰り出す。最後はわずかにクビ差、エイシンアロンジーが差し切って、豪快な新馬勝ちを飾った。2着は3番人気のファシーノで、さらにクビ差の3着が10番人気のマイネボニータ。
エイシンアロンジーは、父Sea The Stars、母Ice Mint、母の父Awesome Againという血統。おじFalcoはGI仏2000ギニーの勝ち馬。凱旋門賞馬Sea the Starsの初年度産駒にあたり、同産駒は日本での初勝利となった。
内田博騎手は「本当は3、4番手につけたかったけど、ゲートを出なかったし、無理に急かしてもよくないのでじっくりと運んだ。外を回る形にはなったけど、3~4コーナーの反応は良かったし、いい馬に乗せてもらえましたね」とスケールの大きなVを振り返っていた。
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