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28日の東京6R2歳新馬(ダート1600メートル)は、三浦皇成騎手騎乗の6番人気タイセイスペリオル(牡、美浦・池上昌弘厩舎)が中団追走から差し切って快勝した。タイムは1分38秒8(稍重)。
積極的に行く姿勢を見せる馬はおらず、ハネトとローゼンタールが並んで先行する形。外からミキノカブキが3番手につけ、徐々にスピードに乗ったニシノファルコンがその後ろへ。人気を集めたクインズカハはスタートで遅れ、その後に盛り返して中団の後ろに取り付いた。直線に向くとハネトが単独先頭に立つが、これにニシノファルコンが並びかける。しかし、外から勢い良く伸びてきたタイセイスペリオルがあっという間に前の各馬をかわして先頭に立つと、そのまま後続を突き放して完勝。4馬身差で新馬勝ちを飾った。2着には単勝157.4倍の15番人気馬ニシノファルコンが粘り込む大波乱。さらに4馬身差の3着にも8番人気ノヴァステッラが入り、3連単は273万円を超える高配当となった。
タイセイスペリオルは、父ゴールドアリュール、母スペシャルポケット、母の父ジャングルポケットという血統。
5Rに続いて新馬戦2連勝となった三浦騎手は「まだ体がパンとしていなくて、中身が伴っていない感じですが、リズムよく運ぶことができました。いい決め手があるし、広いコースも合っている感じですね」と4馬身差の完勝を振り返っていた。
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