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【メルボルン(オーストラリア)7日】南半球最大のレース、メルボルンC(GⅠ、芝3200メートル)がフレミントン競馬場で23頭によって争われ、日本から参戦したブレークアップ(栗・吉岡、牡5)は、松山弘平騎手を背に後方から運んだが、直線で伸び切れずに16着に終わった。
勝ったのは、M・ザーラ騎乗の地元馬ウィズアウトアファイト(A&S・フリードマン、セン7、父テオフィロ)で、中団追走から残り200メートル付近で抜け出し、そのまま後続を突き放した。タイムは3分18秒37(稍重)。ブレークアップが8着だったコーフィールドCに次ぐGⅠ連勝となった。
◆松山弘平騎手(16着 ブレークアップ)「このような素晴らしい舞台で騎乗させていただきましたが、結果を出すことができず、悔しい気持ちでいっぱいです。かなり外枠でスタートも待たされるかたちとなったことで、それほど速くはスタートできず、取りたかったポジションを取れなかったという印象です。正直なところ、ブレークアップの持ち味を生かすことはできませんでした」
◆吉岡辰弥調教師(同)「レース全体を通して、日本と同じようには持っている力を発揮できなかったです。これが本来のブレークアップの力とは思えませんが、敗因については、これからまた分析したいと思います」