競馬ニュース > 記事
1月8日の中山6R(3歳新馬、芝2000メートル、17頭立て)は、田辺裕信騎手の10番人気オルソビアンコ(牝、美浦・田村康仁厩舎)が中団追走から直線で外に持ち出すと、先に抜け出したリュクススティール(3番人気)との競り合いをハナ差制してデビュー勝ちを飾った。タイムは2分3秒1(良)。
2着からさらに3/4馬身遅れた3着に中団からしぶとく末脚を伸ばしたオクタヴィアヌス(5番人気)が入った。
◆田辺裕信騎手(1着 オルソビアンコ)「体つきが小さいので走るのかどうか分からなかったのですが、(田村)先生からは『他の馬と変わりなく調教は本当にこなしているから』と言われていたので、どんなものかなと思っていました。小さいながらガッツもあるし、直線も4コーナーで曲がれない馬の影響などでかなり外に振られてしまいましたが、最後も止まらずに頑張ってくれました。長く脚を使いましたね。正直、もう少し成長が欲しいですが、今の段階でもセンスがあるなと感じました」
◆田村康仁調教師(同)「小さいけどよく食べるし、手脚が軽くて力がある。調教でも動けていたからね。自重が軽いから道悪でも走れるよ。人気はなかったけど、いい馬です」
オルソビアンコは、父ハービンジャー、母セウアズール、母の父ディープインパクトという血統。