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チャンピオンズCの「トレセン特選マイク」は、チュウワウィザードの大久保龍志調教師(54)=栗東。デビューから17戦で一度も掲示板を外していない堅実派で、ひと叩きされての上昇度は大きそう。昨年4着のリベンジを果たしてのGI3勝目へ、虎視眈々(たんたん)だ。
--連覇を狙った前走のJBCクラシックは4カ月半ぶりもあって3着
「直前に雨が降って馬場が軽くなった。ルメール騎手と相談して前々でレースをすることにしたが、結果的には(クリソベリルなど)後ろの馬の目標にされてしまった。直線はよく辛抱したと思うけどね」
--1度使って上向いている
「1週前は戸崎騎手が乗っていい動き(栗東CWコース6ハロン82秒0-12秒1)をしたし、今週の追い切りも上々。去年と同じローテーションだが、上昇度なら今年の方が大きい」
--昨年はJBCクラシック(浦和)を勝ってこのレースに臨んだが、4着に敗れた
「上積みが思ったほどなかったこともあるし、レースでは踏み遅れるところがあって、脚を余した感じ。ズブいところがあるし、テン乗り(福永騎手)では難しかったかもしれない」
--通算17戦9勝。昨年のチャンピオンズC以外は全て馬券圏内と、いつもきっちりと走る
「今までのベストレースは去年のJBCクラシックだと思う。でも、今回の舞台は中京の1800メートル戦。速い決着が出ている馬場だし、速い時計に対応するのが鍵になるだろう」
--クリソベリルとは3回走って、一度も先着していない
「確かに強いと思う。でも、うちの馬も5歳で最も充実している時期を迎えた。(戸崎)ジョッキーとレースプランを話してはいるが、やはり枠が出てから。一矢報いたいという気持ちは強いし、いろいろとレースまでに工夫をして挑みたい」
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