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8日の京都10R京洛ステークス(3歳上オープン、芝1200メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ネロ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)が早め先頭の積極策から押し切って完勝。2歳時のクリスマスローズS以来となるオープン2勝目をマークした。タイムは1分8秒9(重)。
ニザエモンがダッシュ良く飛び出したが、内から二の脚を生かしてメイショウイザヨイも並びかけ、2頭が先行争い。この後ろにシゲルカガが続き、内にはスギノエンデバーがつけた。人気のレッドオーヴァルは中団のインを追走。4コーナー手前でネロが早めに動いて先頭に並びかけると、直線に入って一気に前の2頭をかわしていく。後続の競り合いを尻目に、あっという間には差を広げたネロが3馬身1/2差で圧勝。久々のオープン勝ちを飾った。2着は後方追走から外を回って追い込んだ6番人気のアースソニック。さらにハナ差の3着がレッドオーヴァルだった。
ネロは、父ヨハネスブルグ、母ニシノタカラヅカ、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は23戦5勝となった。
戸崎騎手は「行き脚がつかなかったのであの位置になりましたが、競馬の幅が広がりましたね。しまいはしっかりしていたし、先に楽しみが持てる強い勝ち方でした」と6ハロン戦では決定的な差をつけた内容を高く評価していた。
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