競馬ニュース > 記事
《戦評》1000メートル通過65秒7のスローペースを中団の後ろでリラックスして追走。しっかり脚をためると、直線では大外へ進路を取り、一完歩ごとに力強く加速。メンバー最速の上がり3ハロン34秒0の末脚で突き抜け、初陣を飾った。
《血統》母テディーズプロミスは、ともにダート7ハロンの米GIラブレアS、米GIIサンタモニカSなど11勝。本馬は米国のパワー血統にスピードも備わっており、エンジンが掛かったときの伸びは抜群。初戦の走りから今後も芝でも活躍が期待できるし、距離が延びても融通は利きそう。
《将来性》「素直な気性で4コーナーでも手応えは十分。追ってからの反応もよく、着差(3/4馬身)以上の将来性も感じた。まだ馬も完全にできていたわけじゃないので、伸びしろも十分にある」と武豊騎手の評価は高い。夏は休んで秋から始動予定で、順調に成長すればクラシックロードをにぎわす存在になりそうだ。