ここが絶好の狙い所！加速の遅さと持続力がこの舞台で生きる！



本命は、アンヴァル

前走は、内を見ながらじわっと出して、中団やや前から追走。
3コーナーで外から被されて位置取りが悪くなって、外を確認しながら外に出して、そこから伸びてきての3着。

12.1 - 10.7 - 10.9 - 11.5 - 11.8 - 12.3

雨の影響でかなり時計がかかっていたので、前半33.7秒はハイペース。
もたついた勝負所の3コーナーで外から被されてしまって、スムーズな競馬ができていない中を持続力で浮上してきた。


この馬は、瞬発力はあまりないが、持続力を生かして長くいい脚を使えるのが長所。

シルクロードSでは、外のアレスバローズから被されて少し抑える形になりながら、直線で粘って浮上して4着。
淀短距離Sでも、完全に差し・追い込みが上位に来ている中で、2番手から粘って頭差2着。

北九州記念の前半の下りで強制的に前半ペースを上げられて、後半粘り合いになる展開は大好物。
※加速が遅いので、小倉と同じ下りから直線京都で結果を出している。


去年の北九州記念では10着だったが、スタート直後に挟まれて下げる不利。さらに、仕方なく最内から差したら進路がなく、全く追えていない。
それで、0.7秒差なのだから、あれで適性がないと判断されたら有難い。

ここは、絶好の狙い所と考えていたので期待する。



対抗は、ミラアイトーン

前走は、少し出遅れて中団やや後ろから追走。
4コーナーから直線に入るところでじわっと大外まで出して、そこから追い出して差し切り勝ち。

内をロスなく走れて、スムーズに外に出せたのはあるが、仕掛け遅れになっているレース。
単勝1.8倍なので当然の勝利に見えるが、内容は濃い。

1200mになって4戦4勝。小倉実績もある。
ただ、これまでよりかなり前半が速くなるので、直線後半いつものように差して来れるかが課題。
その点が未知数なので、割り引いて対抗に。



単穴は、カラクレナイ

前走は、大外からじわっと出して中団やや前から追走。
3コーナーからじわっと進出して、いい手応えで直線に入ると一気に前を交わしてそのまま粘り切って勝利。

馬場のいい外を走っていたとはいえ、かなり時計のか合っていた馬場で早めに前を捕まえに行って押し切った持続力は評価できる。

重賞になって1㎏斤量が増えるが、勝負所で自ら動ける脚もあるので、流れ次第で前走の再現あっていい。



4番手は、アレスバローズ

前走は、内差しが決まったが、ラスト1F1.1秒減速するきつい流れを2着。
休み明けで状態を戻してきて、去年高速馬場で勝ったレースを真逆の不良馬場で好走。

斤量はかなり重いが、GⅠで勝ち負けというタイプではないので、去年勝ったここは勝負仕上げと感じる。
相手には入れておきたい。



最後に穴で、エントリーチケット

去年夏に小倉で連勝。
北九州短距離S(1600万下)では、雨の影響で時計のかかる馬場のハイペース(前半3F33.4秒)の展開を差し切り勝ちで、厳しいペースで差して来れる持続力を見せている。

前走は、休み明けの影響を感じるサッパリな内容（騎手のレース後コメントも）。

時計の課題はあるが、一度使って良化してきたら小倉適性の高さから不気味な1頭。