大井所属の矢野貴之騎手（３９）＝騎手会所属＝は１６日、大井８Ｒのバクシンフォワードで地方競馬通算２５００勝を達成した。２００２年４月１２日（高崎３Ｒハンティングレディ８着）の初騎乗以来、１万７６６１戦目の達成。初勝利は０２年５月３日高崎２Ｒコスモヒリュウ。重賞は２０年のＪｐｎⅠ・ＪＢＣスプリントをサブノジュニアで制するなど５１勝。続く大井９Ｒもフォーモサルビーで勝ち、通算２５０１勝とした。

「普段から数字は気にしていないのですが（２５００勝は）今開催のひとつの目標ではありました。ストレスがたまる競馬が多かったですが、達成できて良かったです。今後もミスのないように騎乗して、目の前の１勝を目指します」と名手は気を引き締め直した。

なお、日本での最多勝は大井の的場文男騎手（６７）で７４２４勝（ほかにＪＲＡ４勝）。

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