『第６０回報知グランプリカップ』（ＳⅢ、ダ１８００メートル）が１８日、船橋競馬場で行われる。３連覇に挑むギガキングを筆頭に、重賞４勝の明け４歳馬ヒーローコール、同舞台の日本テレビ盃で３着のスワーヴアラミスなど実力馬が集結。今年の中距離路線を占う意味でも目が離せない。

ギガキングの３連覇に期待する。船橋１８００メートルは７戦６勝で、敗れたのは２０２２年の日本テレビ盃（５着）だけ。前走は不得手の右回りだったが、抜群の安定感を誇る左回りなら信頼度は高い。転入後は重賞で②③着と健闘しているロードレガリスが対抗。２走前にギガキングと接戦を演じており、展開次第でチャンスはある。スワーヴアラミスは２走前のＪｐｎⅡで３着に入った。リズム良く運べれば好勝負になる。

◆船橋１８００メートル…４コーナーポケットからのスタートで内外の差はほとんどない。

◆優先出走権…『報知グランプリカップ』の１、２着馬には「ダイオライト記念」（３月６日、船橋、ＪｐｎⅡ、ダ２４００メートル）と「京成盃グランドマイラーズ」（同７日、船橋、ＳⅡ、ダ１６００メートル）、１着馬には「かしわ記念」（５月１日、船橋、ＪｐｎⅠ、ダ１６００メートル）の優先出走権が与えられる。

３日目も良で行われ、少し遅めのタイムで推移。差しも届いたものの、好位で立ち回った馬の活躍が目立っていた。４日目も好天が予想される。引き続き先行馬をマークしておきたい。

◎降水確率＝午後、夜ともに１０％。

◆岡村健司騎手「内が少し重いけど、極端な差はない。脚抜きが良く、勝ち切るには器用さが必要ですね」

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