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最近馬券の調子が良かったので、「俺の狙う穴馬券は当たる!」とでも勘違いしたのか、京都大賞典では強気に9番人気ヒンドゥタイムズの複勝と3着付けでの1,2,3着馬との3連単。クビ差の4着に思わず笑いました。やけになって南部杯で穴馬大勝負。当たるはずもなく、競馬のリズムって一気に狂いますね。「取り返す」という自分の都合ばかり考えて頭が熱くなっていては当たらないものです。そんなこちらの都合とは関係なく、ただ強い馬が勝つ、それだけなんですよね……。
そんな達観した今日この頃。ほぼ重賞でしか大勝負を仕掛けない僕にとっての心の拠り所は、頼れる重賞ハンター・本橋孝太騎手。
10月9日現在、1196勝のうちなんと重賞37勝を挙げている本橋騎手。これは同程度の勝ち星を上げている騎手の中では群を抜いた数字で、重賞ハンターと僕が勝手に呼んでいる所以でもあります。
「ちょっと、もたないかな?」と思う馬もバテさせずにもってくる手腕は見事で、今年のJpn2関東オークスでもメイドイットマムをもう少しで3着というところまで導きました。特に浦和の調教師から依頼されて好結果を出すことが多く、浦和×本橋騎手のコンビは黙って狙いですね。重賞ならなおさらです。
「もたせてくれる」本橋騎手だけに、騎乗馬が3番手以内を追走できそうな先行馬ならさらに期待度は上がるところ。
また、面白いのはミラクルランバック、ハッピーストリート、ホウオウブリッツなど、社台・ノーザン系の馬の能力を引き出すことにも長けている印象を受けます。
若手のお兄ちゃん役・指導役で、目上の人への礼儀もしっかりしている本橋騎手。先日船橋競馬場で、黒くて大きな馬から若手騎手に指示を出している風格ある本橋騎手を見て、黒と黄色の勝負服も相まって「おー!ラオウみたいでカッコええ!」と感動しました。
黒王号のような大型馬に乗ってのJpn1制覇、期待しています!
(文・ニャートバー)