３歳のダート女王を決める『第５９回関東オークス』（ＪｐｎⅡ、ダ２１００メートル）が１４日、川崎競馬場で行われる。ＪＲＡ勢が１０連勝中のレースで、今年は兵庫チャンピオンシップ３着のメイショウオーロラを筆頭に、連勝中のフェブランシェなど実力馬がそろった。地方勢は桜花賞馬メイドイットマム、東京プリンセス賞を制したサーフズアップが有力候補とみる。ここが最終戦となるグランダムジャパン３歳シーズンの優勝争いも必見だ。

この舞台の適性が最もあるとみてメイショウオーロラを中心に推す。１８００メートルで２戦２勝とスタミナが豊富。兵庫ＣＳは、別格だった勝ち馬を追いかけながら３着に粘る地力を示した。牝馬同士ならもっと楽なペースになるはずで、粘り強い走りを引き出せる。ＳⅠ２勝のメイドイットマムが相手筆頭。前走はスムーズな競馬ができなかったが、力を出し切れればここでも勝機がある。

◆優先出走権　『関東オークス』の１着馬（地方所属馬に限る）には「ジャパンダートダービー」（７月１２日、大井、ＪｐｎⅠ、ダ２０００メートル）、さらに１、２着馬（地方所属馬に限る）には「スパーキングレディーカップ」（同５日、川崎、ＪｐｎⅢ、ダ１６００メートル）の優先出走権が与えられる。

２日目は重で行われ、時計は水準より速め。初日から一転して逃げ、先行馬の活躍が目立った。３日目は降雨の予報。回復は見込めず、引き続き先行馬に注意を払いたい。

◎降水確率＝午後６０％、夜５０％。

◆町田直希騎手「前に行った馬が止まらない。内、外はフラットだけど、雨が降ってどうなるか」

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