矢野貴騎乗で８番人気のライトウォーリアが重賞連勝を決めた。大外枠スタートから３番手の外めを追走。直線で抜け出して２馬身差をつけ、南関中距離戦線の主役に名乗りを上げた。タイム１分５１秒６（不良）。２着は中団から追い込んだ１２番人気のリンゾウチャネルで、さらに１馬身３／４差の３着に１番人気のカジノフォンテン。３連単５７万円超の波乱の決着となった。

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◆矢野貴騎手（ライトウォーリア１着）「ためて切れるタイプではないから、早めに動ければと思っていた。ここで勝てて自信につながった」

◆内田勝調教師（同）「３番手の競馬は作戦通りだったけど、思った以上に強かった。レース後に疲れが残るタイプなので、次走は様子を見て決める」

◆安藤洋騎手（リンゾウチャネル２着）「前に壁をつくったことで折り合いがついた。直線では勝てると思う手応え。かみ合えばチャンスがありそう」

◆御神本訓騎手（カジノフォンテン３着）「マックスの状態を知らないけど、レース内容としては満足。この馬の乗り方を研究していければ」

■ライトウォーリア　父マジェスティックウォリアー、母スペクトロライト、母の父ディープインパクト。鹿毛の牡５歳。川崎・内田勝義厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は（有）キャロットファーム。戦績２２戦７勝（うち中央１７戦５勝）。獲得賞金１億１６５９万９０００円（うち中央８１６７万９０００円）。重賞は２０２２年ＳⅢ埼玉新聞栄冠賞に次ぐ２勝目。勝島王冠は内田勝義調教師、矢野貴之騎手ともに初勝利。

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