２１日の中京９Ｒ中京２歳ステークス（２歳オープン、芝１４００メートル）は、浜中俊騎手騎乗の３番人気グランシェリー（牝、栗東・庄野靖志厩舎）が直線で差し切って快勝。新馬戦に続く連勝を決めた。タイムは１分２２秒７（良）。

　各馬ほぼ互角のスタートからウインスプラッシュが先頭に立つ。マイネルギャルソンとイスルギがこれを追い、ナムラアッパーがその外へ。平均ペースで流れて、ウインスプラッシュが直線に向いてからも再び加速して後続を突き放すが、道中で中団にいたグランシェリーが外に持ち出すとグイグイと伸びてくる。あっさりかわすと最後は手綱を抑えるほどの余裕で快勝。ダートの新馬戦に続き、初芝も克服して無傷の連勝を飾った。１馬身１／２差の２着には逃げた７番人気ウインスプラッシュが粘り込み、さらに１馬身３／４差の３着は２番人気の関東馬マイネルギャルソンが入っている。なお、浜中俊騎手はこの勝利でこの日６勝目となった。

　グランシェリーは、父アルデバランＩＩ、母エポックサクラ、母の父サクラバクシンオーという血統。通算成績は２戦２勝となった。

　浜中騎手は「１回使って体が絞れていましたね。位置取り、展開も良かったし、抜け出してからも余裕がありました。センスのいい馬です」と２連勝の愛馬を高く評価していた。

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