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8月6日にイギリス・アスコット競馬場で世界の名手が腕を競う国際騎手招待レース、シャーガーカップが行われ、池添謙一騎手(36歳)=栗東・フリー=が所属する世界選抜チームが68ポイントを獲得し、優勝した。世界選抜の優勝は2012年(武豊騎手が参加)以来、4年ぶり。
世界選抜(Rest of the World)はシルヴェスター・デ・ソウサ騎手(ブラジル)がキャプテンを務め、メンバーのギャヴィン・レレナ騎手(南アフリカ)騎手が2勝を挙げた。G.レレナ騎手は昨年暮れの香港国際騎手招待競走の優勝者。池添騎手の全成績は2着、2着、9着、7着、4着。25ポイントで個人第3位の成績。
池添謙一騎手「惜しいレースがありながら勝てなかったのは残念ですが、ポイントでチームに貢献でき、世界選抜として優勝できたことはとても嬉しいです。アスコットは事前に聞いていた通りアップダウンの激しい、非常にタフなコースでしたが、騎乗していてとても楽しい競馬場でした。シャーガーカップ選出の知らせをいただいてから、ずっと騎乗するのが楽しみで、夏に向けて大きなモチベーションになっていました。この素晴らしい経験を糧にして、何度もこの場に呼んでもらえるよう、日本に帰っても頑張っていきたいと思います」
シルバーサドル(最多得点者)には2勝を挙げ、38ポイントを獲得した欧州選抜(Europe)のティエリ・ジャルネ騎手(フランス)。
女性選抜(Girls)のメンバーとしてシャーガーカップ限定で現役に復帰したヘイリー・ターナー騎手(イギリス)はシャーガーカップマイルに優勝。ムチの使用過多で4日間の騎乗停止処分を受けるおまけもついた。